建築だけでなく外構にも木材を取り入れることは、炭素を固定し地球温暖化防止やSDGsに貢献する持続可能なアクションです。林野庁が進める「ウッド・チェンジアクション」や「木づかい運動」は、暮らしに木材を取り入れ、森林を「伐って、使って、植えて、育てる」循環を促す国民運動として展開されています。
花風通もこの取り組みを推奨しており、環境と暮らしの両方に調和する木材の積極的な活用を提案しています。
ウッドワークス
ウッドワークスとは?
庭(ガーデン)で使用する木製品(ウッドデッキやウッドフェンス)をつくる木工仕事のことです。
木製エクステリアをつくる大工作業が「WOOD WORKS」です。
メニュー
花風通のウッドワークス
外構部に木をつかって、優しい庭にウッドチェンジ!
アルミや鉄といった金属素材にはない木材ならではの魅力は、自然な色艶や手触りがもたらす温かみのある質感にあります。
加工のしやすさから自由で曲線的なデザインを実現できるだけでなく、好みの色への塗装や傷んだ箇所の修繕も容易なため、自分らしい理想のエクステリアを長く楽しむことができます。
木の魅力
唯一無二の個性を持つ木材の木目には「1/fゆらぎ」というリズムがあり、視覚を通じて人に心地よさと安心感を与えてくれます。光の反射を抑える柔らかな質感や温かな手触り、さらにはリラックス効果のある香りなど、五感に響く豊かな魅力が天然木には備わっています。
また、時を経てシルバーグレーへと移ろう経年変化も自然の風合いとして楽しむことができ、愛着を持って長く使い続けられる素材です。
木材は、再生可能な環境にやさしい資源
木工の魅力
一枚の板や角材から手間をかけて作り上げるウッドデッキやフェンスには、既製品にはない魅力があります。
一つひとつ異なる木目や香りを持つ天然木を、お客様の要望や予算に合わせて設計し、切断から塗装まで一貫して仕上げる工程には、創意工夫の余地と完成時の大きな達成感があります。
ライフスタイルに寄り添った自由な設計と、素材の個性を活かした手仕事ならではの温もりが、暮らしに特別な喜びをもたらします。
長く使っていただくための
工夫
一般的には、日光や風雨にさらされるエクステリアに木材を用いると、
アルミ製品に比べて数年で劣化や腐食が進みやすいと考えられています。
確かに湿気による腐朽は木材の弱点ですが、その欠点を補い、少しでも長く愛用していただけるよう、
花風通では耐久性を高めるための具体的な四つの対策を徹底しています。
A湿気に強く、腐りにくい木材を用いる
エクステリア木材は、軽くて加工しやすく安価な「ソフトウッド」と、密度が高く腐食に強い「ハードウッド」の2種類に大別されます。
針葉樹であるソフトウッドは、DIYでも扱いやすい反面、こまめなメンテナンスが欠かせません。
一方、熱帯雨林原産の広葉樹であるハードウッドは、高価で加工には手間を要しますが、抜群の耐久性を誇り、少ない手入れで長期間使い続けることができます。
花風通が使用する主な木材(おすすめ順)
- 岩手県産「檜(ひのき)」
-
檜のウッドデッキ
檜の目隠し板塀
希少な針葉樹である檜は、古くから日本の建築文化を支えてきた最高品質の木材です。
杉に比べてゆっくりと成長するため年輪が緻密で狂いが少なく、優れた耐久性と、香りによるリラックス効果や抗菌作用を併せ持っています。花風通では地元の「有限会社片山製材所」様が厳選して買い付けした原木を、用途に合わせた最適なサイズにその都度製材してもらい使用しています。 - 防腐処理加工材
-
物置小屋の土台
目隠し板塀
薬剤を木材に圧力をかけて内部まで浸透させることで、腐朽菌やシロアリによる劣化を防ぎ、屋外での耐久性を飛躍的に高めた素材です。
安全性の高い薬剤(ACQ)を用いた加圧注入処理により、20年以上の耐用年数が期待でき、日本農林規格(JAS)の厳しい基準をクリアしたものが屋外で活用されています。
花風通では、特に耐久性が求められるウッドフェンスの柱やデッキの土台部分などにこの加工材を採用し、構造の長寿命化を図っています。 - 屋久島地杉
-
ウッドデッキ
世界自然遺産・屋久島の過酷な環境で育つ杉は、成長が遅いため年輪が緻密で、豊富な樹脂による高い耐久性と耐候性を備えています。
現在、樹齢1000年以上の「屋久杉」は伐採が禁止されていますが、その優れた特性を受け継ぐ植林木「屋久島地杉」を活用するプロジェクトが進められています。この地杉をエクステリアに用いることは、森林資源の再生を促す環境保護につながるだけでなく、本土の杉を上回る豊かな香りと、美しいグレーへと移ろう経年変化を楽しむことができます。 - WESTERN RED CEDAR(ウエスタンレッドシダー・米杉)
-
ウッドデッキ
屋外テーブル
カナダやアメリカの北米太平洋岸を原産とするヒノキ科の樹木で、その優れた耐久性から「生命の木」として古くから重用されてきました。
ヒノキ科特有の爽やかな香りと柔らかな肌触りを持ち、天然成分によって腐朽や虫害に強いため、屋外でも高い寸法安定性を発揮します。
麦わら色から濃褐色まで、一枚ごとに異なる豊かな色彩の濃淡が特徴で、その自然な風合いを活かした美しい仕上がりが、世界中で評価されています。 - ハードウッド材
-
濡れ縁
目隠し板塀
重厚感あふれるハードウッドは、その高い耐久性からメンテナンスフリーで生涯使い続けられる「ウッドデッキリビング」に最適な素材です。
公共施設でも多く採用される高級感を備える一方で、花風通では環境への配慮も重視しています。
熱帯雨林の破壊につながる違法伐採を避け、FSC認証などの信頼できる制度に基づいた、ブラジル産のイタウバやインドネシア産のセランガンバツ、オーストラリア産のサイプレスなど、合法性と持続可能性が証明された木材のみを使用しています。
B木材が腐りにくい方法で施工する+交換しやすいように施工する
ウッドフェンスの柱を立てる際、地面に直接木材を埋め込む手法は効率的ですが、湿気による腐食やコンクリートの割れを招きやすく、修繕も困難になります。
そのため花風通では、基礎ブロックに「柱脚金物」を埋設し、そこに柱をボルトで固定する工法を標準としています。
この方法は通気性が良く乾燥を促すため腐食を防げるほか、将来的な柱の交換も容易な、持続可能性に優れた設計です。
また、より長期的な耐久性を求める場合には、柱のみをアルミ製にするなど、将来のメンテナンスコストを抑えるための最適な工法をご提案しています。
C木材防腐保護塗料をしっかり二度塗りして耐候性を高める
木製エクステリアの塗料には、木目の質感を活かす「浸透タイプ」と、マットに仕上がる「造膜タイプ」があります。
花風通では木の風合いを最大限に引き出すため、ドイツの「OSMO」というメーカーの「オスモカラー」を長年愛用しています。
自然の植物油をベースとしたこの塗料は、幼児用玩具にも使えるほど安全でありながら、優れた撥水性と通気性を両立します。
外空間の印象を左右する色調についても、ナチュラルから深みのあるトーンまで豊富なバリエーションを揃えており、環境と人に配慮しながら理想の空間づくりを支えています。
D定期的なメンテナンス
木製エクステリアのメンテナンスは、水洗いと塗り替えが基本となります。
日常的な掃き掃除に加え、付着した汚れやカビはスポンジや高圧洗浄機を用いて早めに落とすことが、長持ちさせる秘訣です。
また、湿気が溜まりやすいプランターなどは定期的に移動させ、腐食を防ぐ工夫も大切です。
再塗装については、ソフトウッドは定期的な塗り替えが必要ですが、ハードウッドは基本的に不要なため、お客様ご自身でのDIYやプロへの依頼など、素材に合わせた維持管理をご提案しています。